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団体交渉申入書

2009年12月16日

国立大学法人東北大学
総長 井上 明久 殿

国立大学法人東北大学職員組合
執行委員長 佐藤 秀夫

団体交渉の申入れについて

要求項目

  1. 期末・勤勉手当および本給を引き下げる労働条件の不利益変更を行わないこと。
  2. 教職員の一時金を0.1ヶ月引き上げること。
  3. 昇給・昇格を前倒しし、昇給枠・昇格枠を拡大すること。
  4. 不払い残業をなくすため、管理監督者の責任で、所定終業時刻に業務を一旦中止し、必ず超勤命令を出した上で残業させること。
  5. 教員
    1. 助教の待遇を改善すること。
      ◇たとえば本給調整額の適用について、助教を「大学院研究科等の博士課程を担当する者」(調整数2)に位置付けることなど。
    2. 教員の定年を65歳まで延長すること。また給与水準の維持に努めること。
    3. 教員に適用している専門業務型裁量労働制のみなし労働時間を8時間とすること。
  6. 事務職員
    1. 業務に必要な人員を配置し、長時間労働を縮減すること。
    2. 昇進における男女の格差を、数値目標をもって是正すること。
  7. 技術職員
    1. 総合技術部として専門技術修得のための研修費を確保すること。
    2. 技術職員の級別昇格基準、級別定数(とくに5級・6級)を明らかにすること。総合技術部副部長は7級以上に格付けし、以下順次、昇格改善を図ること。
    3. 技術職員の研究教育の中での位置付けを明確にし、標準職務表および本給表を新設すること。
    4. 技術職員の人事評価は、評価者の選定・評価者訓練について専門性をふまえたものとし、評価結果は本人に文書でフィードバックすること。
  8. 病院職員
    1. 病院の稼働実態にみあった人員増および適切な人員配置を実現すること。
      ◇年次有給休暇を20日消化できる要員を確保すること。
      ◇育児短時間勤務の保障に必要な夜勤要員を確保するための手だてを講ずること。
      ◇三交代制勤務を自由に選択できることを徹底すること。
    2. 看護師等の有期雇用をやめて正職員にすること。有期雇用をする場合にも本人の同意なく雇止めしないこと。
    3. 救急部の看護師に危険手当を措置すること。
    4. 時間外におこなわれる日常の看護業務に必要な研修や学習について、割増賃金の対象とすること。
  9. 准職員・時間雇用職員
    1. 時間雇用職員の3年を超える更新申請について部局の意向を尊重すること。時間雇用職員の通算雇用期間を3年から5年に延長すること。
    2. 准職員・時間雇用職員に有給10日の病気休暇を与えること。
    3. 准職員を特定有期雇用職員に位置付けること。
    4. メンタルヘルスプログラムを准職員・時間雇用職員にも適用すること。
    5. 1980年7月以前採用の准職員を正職員にすること。
    6. 正規登用試験の登用枠を拡大すること。
    7. 時間雇用職員の待遇を改善すること。
      ◇時間単価を改善すること。
      ◇退職金制度を導入すること。
      ◇経済・雇用情勢を理由とした不当な検討「凍結」をやめ、時間雇用職員に対してボーナス支給日に30時間分の一時金を支給すること。
  10. 2010年4月1日からの次期「一般事業主行動計画」において、下記項目に数値目標を入れること。
    • 育児休業の取得率(男女別)
    • 職員の妻が出産する際の特別休暇の取得率または件数
    • 所定外労働の削減率
    • 年次有給休暇の取得率
  11. 健全な労使関係の趣旨から、教職員の初任者研修の場において職員組合の説明の機会を設けること。
  12. 組合費のチェックオフを行うこと。

    以上


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