全大教東北地区女性集会実行委員会事務局
(東北大学職員組合婦人部気付)
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先の江沢民首席来仙を機に魯迅と仙台との関係が改めてクローズアップされた感があります。そこで魯迅にとって日本(仙台)はどんな意味をもっていたのか知りたいということで、仙台時代の魯迅の資料調査活動に深く関わった阿部兼也先生(東洋大学教授・東北大学名誉教授)に講演を依頼したところ、快くお引き受けいただきました。
1974年魯迅来仙七十周年を記念して市民・県民の参加も得て“仙台における魯迅の記録を調べる会”が発足し、1978年に『仙台における魯迅の記録』(平凡社刊)の形でまとめられましたが、阿部先生はこの事業に深く関わった方です。
魯迅が東北大学医学部の前身である『仙台医学専門学校』に留学した経緯・その時代背景、留学生活の様子、藤野教授の指導、級友との関係等について調査活動により解明された事実について、そして医学を志しながらなぜ文学に転向したのか、直接語ることなく日本を去った魯迅の真意を約20年後に作品としてコメントした『藤野先生』の内容等にふれて頂きます。
あまり知られていない事実も聴けるかと思いますのでどうぞお楽しみに!
※先生は1995年東洋大学へ転任されましたが、これまでに東北大学職員組合執行委員長(78年)や国公共闘議長などの任にもあたられてきた方です。
★ 日時 99年2月27日(土)〜28日(日)正午
★ 場所 仙台近郊 茂庭荘
★ 日程