1999年11月12日
教務職員各位
東北大学職員組合教務職員対策委員会
東北大学に働く教務職員のみなさん。
再び寒い季節が訪れておりますが、毎日お元気に過ごされておることと存じます。
さて、昨年12月に行いました「教務職員の待遇改善に関する要望書」への賛同署名にご協力いただきありがとうございました。報告が遅くなってしまいましたことをお詫び申し上げます。
お陰様で多くの方々に貴重なご意見とご協力いただきました。これまでお寄せいただきました62名分の「要望署名」は、2月1日の人事課長会見において提出し、第一次分として総長へ手渡していただきました。
この会見の席で人事課長は、「署名は総長に届ける」,「前任校で努力したので(要求は)よくわかる。(東北大学に着任して)東北大は真剣に考えていたのだろうかと思った」,「(矛盾がある職なので)ゆくゆくは廃止するしかない」,「総長は昨年の部局長会議の場で『組合から要望があったのでご協力をお願いしたい』とかなり時間を取って説明、報告している」と理解を示してくれました。
また、署名の取扱については慎重を期し、署名を行った事に対する恣意的行為を行わないよう注意をしていただくよう伝えました。これは、昨年末に要望書をお渡しした際、数人の教務職員より「要望署名には賛成であるが、署名をすることによって不利益になるのでは...」という不安を伝えられたためです。これに対し、人事課長は「(署名をした人が不利益を受けないよう注意をして)署名は直接総長に手渡す」ことを約束しました。
教務職員の待遇改善の問題については、国大協の第4常置委員会が6月の国大協総会にその討議の内容を報告しました.「独立行政法人化」問題がクローズアップされ,私たちの待遇改善での大きな進展は見られませんでした.全大教(大学の教職員組合の全国組織)が,第4常置委員会の委員長との会見を致しました.その時の概要を同封いたします.
私ども東北大学職員組合は、これまでもいくつかの部局長と会見を行い、この問題に対する理解を深めてきております。今後、部局長との会見に加え、学内各層への情宣を行い理解を求めたいと考えております。
これからもまた様々な形で皆様にご協力を頂かなければならないと思います。ご理解とご支持を重ねてお願いいたします。
追伸:東北大学職員組合のホームページ(http://ha5.seikyou.ne.jp/home/touhokudai-syokuso/)に,教務職員問題でのこれまでの取り組みを紹介いたしております.どうぞご参考にして下さい.また,ご意見などありましたら遠慮なくご連絡下さい.
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