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東北大学職員組合ニュース


1997年8月1日号 目 次

  • 吉田正志本部執行委員長挨拶
  • 【書記局からの報告】 これまでの活動
  • 【書記局からの報告】 特記事項
  • 【各支部からの報告】 歯学部支部、文科系支部
  • 【その他】      諸情報(詳しく知りたい方は書記局まで)
  • 【今後の日程】
  • 【編集後記】
  • 資料:定期大会報告(委員長挨拶、主な質疑応答、特別決議、大会宣言)

  • 吉田正志本部執行委員長挨拶(定期大会より)

     これからの1年間、このメンバーで執行部を構成して頑張っていくことになりましたので、よろしくお願いいたします。「選挙広報」に書きました通り、私は委員長を勤めるのは二度目です。ほかの執行委員にも二度目以上の方が少なからずおります。このことは、残念ながら新しい組合員加入が必ずしも多くないという、組合の現状をそれなりに反映したものだと思います。しかしもちろん、元気でフレッシュな執行委員も何名かおりまして、たいへん心強い限りです。私たちは、こうした若い力の増加を組合全体の大きな流れにしていくことがぜひとも必要だと思っています。そのためには、やはり組合の存在意義をアピールしていかなければなりません。現在大学は、今日熱心に討論していただいたように多数の重大な問題に直面しています。これからの1年間は厳しい活動になることだろうと予想されますが、しかしそれだからこそやり甲斐もあり、また組合の存在をアピールすることもできると思います。私たち執行部は、教職員の働く場としてよりよい東北大学にするために、そして国民に開かれたよりよい東北大学にするために、その活動の先頭に立って頑張るつもりですが、そのためには何といっても組合員の皆さんの力強くあたたかいご協力がぜひとも必要です。厳しいながらも楽しく活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

    1.書記局からの報告・これまでの活動

    7/18(金)東北大学職員組合定期大会
    7/23(水)執行委員会
    7/25〜26 全大教大会
          任期制問題に対する取り組みについて批判的な意見が噴出しました。
    7/28(月)医科系大学教職員懇談会(医大懇)学内打ち合わせ会
    7/29(火)医大懇・全大教との打ち合わせ会
          秋に東北大学を中心として開催されます。実行委員会を設置しました。
    7/29(火)東北オープン・ユニヴァーシティ(TOU)準備会
    7/30(水)執行委員会

    2.書記局からの報告・特記事項

    (1)定期大会(7月18日)

     7月18日(金)片平市民センターにおいて、13時30分から18時15分まで、今年度の定期大会が開催されました。全議案と特別決議は賛成多数で可決、また大会宣言は満場一致で採択されました。新関委員長(当時)の挨拶、主な質疑応答、特別決議、大会宣言については『職組ニュース』本号末尾をご覧ください。また詳しい内容をお知りになりたい方は書記局までご連絡ください。

    (2)執行委員会(7月23日)

    ・各支部の活動の情報を広く共有できるようにするため、大会議案書を書記局で集めることにしました。
    ・各種委員会日程:執行委員会は第2、第4水曜日に、支部代表者会議は第1水曜日に行われます。
    ・組織財政検討委員会:大会での議論を受けて、組織財政の全般にわたって東北大学職組のあり方を再検討する委員会が設置される予定です。夏休み明けに執行委員会から提案する予定です。
    ・学内性的嫌がらせ問題への一般的対応:各地大学で問題となりつつある性的嫌がらせについてどのような対策を考えているのか、当局に申し入れを行なう予定です。

    (3)人事院勧告

     今年度人事院勧告は8月4日に行なわれます。東北大学職組では同日15時に受け取る予定です。支部への引き渡しはその1時間後を予定しています。

    (4)総長交渉

    8月25日(15時より)庶務部会議室で総長交渉がおこなわれます。主な議題としては以下の4点を予定しています。
    ・ 教員任期制問題:導入の方向でイニシアティヴを発揮しないよう求めます。
    ・ 定員削減問題:片平地区の事務統合が計画されているという噂などがありますが、反対の意思表明を求めます。
    ・ キャンパス移転問題:統合と移転は別だということをはっきりさせた上で、情報の公開を求めます。
    ・ 待遇改善:パート職員へのボーナス支給、教務職員の助手振替えなどを求めます。

    (5)執行委員会(7月30日)

    ・総長交渉の準備をしました。
    ・執行委員会内部の役割分担を確定しました。
    ・全大教教研集会には、TOUおよびパート職員アンケートについてのレポートを提出する方向で努力することにしました。

    3.各支部からの報告

    [歯学部支部]
     先日(7月1日)総会を開き、執行部を改選、支部長(刈田)、書記長(貴田)、会計(阿部)を選出しました。活動の中心としては、新しい組合員を迎えられる活動スタイルをもって、ただしあまり背伸びをしないでやってゆきたいと考えています。当面はパート職員について本部から出たアンケート報告をもとに、この問題の検討を進めてゆく予定です。

    [文科系支部]
    7月14日に支部総会を開催し、今年度の活動方針を確定しました。それらは以下の5点です。
    ・組合活動のPR、内部組織強化に努めるとともに、組合員増加をめざす。
    ・大学改革について実際の状況を分析し、その問題点を明らかにする。
    ・公務員賃金の大幅な引き上げと、研究・教育基盤の充実を目指す。
    ・平和と民主主義、国民生活擁護に取り組み、またその活動のあり方を検討する。
    ・定員外職員の定員化に向けて、実態把握とその実現に努力する。
    また支部役員の構成と支部総会の定足数について、支部規約を改正しました。

    これ以外の支部からは活動報告が届きませんでした。

    4.諸情報(詳しく知りたい方は書記局まで)

  • 『全大教通信』7月25日号
     「入学定員5千人削減計画」問題で教員養成系大学・学部単組代表者会議を開催
     国大協が「国立大学教官などの待遇改善」、「行財政改革と国立大学のあり方」、
     「国立大学の整備・改善」などで関係機関に要望書を提出
  • 国大協・国立大学のあり方と使命に関する特別委員会「行財政改革の課題と国立大学のあり方」報告書(1997年6月)
  • 機関紙『全大教』7月10日号
     任期制法成立に対する声明、97年度職種別級別定数配布基準
  • 『全大教通信』7月11日号
     勤勉手当問題人事院との会見
     人事院総裁宛・大臣要望での文部省会見
     教務職員制度廃止に関する国大協要望書提出
  • 『全大教資料』7月10日号
     第16回定期大会議案第4号議案「1997年度運動方針案」(冊子)
  • 『全大教資料』96−16号
     「任期制」法制化問題資料集(冊子)
  • 『全大教新聞』号外・「任期制」問題討議資料
  • 機関紙『国公労新聞』7月11日号
     人勧めぐる状況、ガイドライン見直しと国公労働者
  • 機関紙『国公労新聞』7月21日号
     全労連・官房副長官会見
  • 国公労連第41回定期大会議案(大会は8月27日−29日)
  • 機関紙『全労連』7月9日号
     国公労連スト権確立提起

  • 5.今後の日程

    8/1(金) 婦人部
    8/4(月) 人事院勧告予定 15:00県国公にて受け取る
    8/4(月) CORE編集委員会
    8/6(水) 人事院東北事務局・人事院勧告説明会(県民会館)
    8/7〜9 原水爆禁止世界大会(長崎)
    8/11-14 書記局閉鎖
    8/18(月) 県国公常任幹事会(国公事務局)18:00
    8/18(月) 青年部委員会(書記局)17:30
    8/22(金) 行(二)専門部大会 17:00
    8/23(土) 全大教婦人部第11回総会(東京・ラポール日教済)11:00〜17:00
    8/25(月) 総長交渉予定
    8/27(水) 教職員共済専門委員会
    8/27(水) 執行委員会
    8/29(金) 退職者の会
    8/29(金) 県労連・婦人交流会
    9/3(水) 支部代表者会議
    9/6(土) 県労連・大会
    11/1〜3 全大教教職員研究集会(静岡大学)
    11/8-9 全大教婦人集会(岩手)
    11/8-9 宮教協・教研集会(茂庭荘)
    11/15(土) 東北オープン・ユニヴァーシティ開学記念式
    11/22〜23 医科系大学教職員懇談会(仙台)

    6.編集後記

    編集:東北大学職員組合教育宣伝部(小田中直樹)

     できるだけ月刊で発行し、情報の共有を進めたいと考えています。とくに各支部からの活動報告をお待ちしています。なお情報提供の締め切りは毎月25日です。上記小田中までお寄せください。

    資料:定期大会報告(97年7月18日開催)

    (1)新関委員長(当時)の挨拶
    (2)主な質疑応答
    (3)特別決議:仙台市長選挙勝利!「市民が主人公」の住みよい仙台をつくりましょう
    (4)大会宣言:教育・研究の充実と教職員の生活改善をめざし、大学人らしい知的創造活動を前進させ、大学を再生する運動をひろげよう!

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