いま国立大学は、2004年4月からの「国立大学法人化」に向けて動いており、東北大学でも様々な準備が進められています。しかしながら、教職員には「大学がどう変わろうとしているのか」「待遇や職場環境はどうなるのか」などの情報がほとんど提供されず、方針だけが「もう決まったこと」のように一人歩きしています。
「国立大学法人化」を検討している文部科学省の調査検討会議は、成果・業績主義の賃金制度の導入や教職員の身分を「非公務員型」とすることも検討しており、このまま「国立大学法人」になれば、私たちの労働条件や研究環境は現在とは大きくかけ離れたものとなることも予想されます。昨年「独立行政法人」に移行した国立研究所には、新法人移行に際して寒冷地手当、調整手当、期末手当等のカットが当局から提案された例もあります。
状況は非常に厳しいものがありますが、学費や奨学金制度、大学の統廃合などをめぐって国民の関心が高まってきてもおり、私たちの声を寄せあい大学から発言するまさに正念場でもあります。このアンケートは、教職員の皆様の考えを広く集約し、大学人の立場から「真の大学改革」を行うために活用します。宜しくご協力をお願いいたします。
★2月25日(月)到着分までで締め切らせていただきます。
★このアンケートは、東北大学の教職員を対象としたものです。それ以外の方の回答は御遠慮ください。
★最近の情勢を踏まえた、私たち職員組合の訴えもご覧ください。こちらからどうぞ。→